高血圧は生活習慣病の1つです。生活習慣病はこれまでの習慣がもとになり、それが継続することによっておこった病気ですが、高血圧の場合は、長年、塩分の多いものが好きだったり、脂っこいものが好きだったりすることで起こりやすくなります。まず脂を好む生活では、血管内に老廃物であるコレステロールがたまり、動脈硬化を起こすことがあります。またそれに加え老化によって血管の収縮や拡張などの動きがわるくなると高血圧となってしまうのです。この高血圧があるとどのような影響があるのでしょうか。血圧が高いことは、血管の抵抗性が高いことを意味しています。つまり動脈硬化などがあり、血管拡張がわるいのです。にもかかわらず、血液は血管壁を押して通過していきます。この時に血管に傷みがあると脳出血などの危険性があるのです。またコレステロールがたまった動脈硬化がひどい場合には、脳梗塞などのリスクが加わってきます。そのため高血圧治療では、血圧をコントロールすることはもちろん、高脂血症などがあれば、その治療も行って体内のコレステロールのコントロールをしなければなりません。またそれ以前に、自分の食生活を見直し、高血圧治療の妨げとなるような習慣を避ける必要があります。また高血圧治療は、内服などを行ってすぐに結果が出るものではありません。自分にあう薬がすぐに見つかればいいですが、内服によっては血圧が下がり過ぎてしまうこともあるのです。この大きな血圧の変動も脳梗塞のリスクを高めるといわれています。高血圧治療には、定期的な受診と継続的な内服が必要です。正しい血圧を維持することで脳梗塞などのリスクを下げ、健康的な老後を送ることができるのです。